格安レンタルサーバーの雄であるロリポップ!レンタルサーバーを紹介します。このWebサイトもロリポップ!レンタルサーバー(ハイスピードプラン)を使用しています。
ロリポップ!各プランの概要
下記の表のように、5つのプランがあります。いずれもプランも長期間一括で契約すると割安になる仕組みです。特に、ハイスピードプランは3年契約をすると、月額料金は1ヶ月の場合の約42%ととても割安です。この割引が魅力的だったので、ハイスピードプランを36カ月ごとの自動更新で契約をしました。(自動更新としているのは、ドメインずっと無料を適用するためです)
エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ | |
容量 | 100GB | 200GB | 300GB | 400GB | 1.2TB |
MySQL5 | - | 1 | 50 | 無制限 | 無制限 |
WordPress | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
電話サポート | - | - | ○ | ○ | ○ |
ドメインずっと無料 | - | - | - | ○ | ○ |
LiteSpeed | - | - | - | ○ | ○ |
初期費用 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 0円 | 0円 |
契約期間ごとの月額料金 | |||||
1ヶ月間 | 132円 | 440円 | 880円 | 1,320円 | 2,530円 |
3ヶ月間 | 132円 | 418円 | 770円 | 1,210円 | 2,530円 |
6ヶ月間 | 132円 | 385円 | 715円 | 990円 | 2,200円 |
12ヶ月間 | 132円 | 330円 | 660円 | 825円 | 2,200円 |
24ヶ月間 | 132円 | 275円 | 550円 | 770円 | 2,200円 |
36ヶ月間 | 99円 | 220円 | 440円 | 550円 | 2,200円 |
プランの変更の注意点について
ロリポップ!にはプランの数が5つもあるので、どのプランにするか迷うかもしれません。また、運用中に、プランを変更したいと思うかもしれません。
このプランの変更については、制約があるので注意が必要です。
- お試し期間が終わり契約した後は、上位プランから下位プランに変更できません
- 下位プランから上位プランへの変更は可能です
お試し期間中(ご入金前)のプラン変更が可能です。
お試し期間中(入金前)のプラン変更はどうしたらいいですか – ロリポップ!レンタルサーバー (lolipop.jp)
スタンダードやハイスピードなどの上位プランからライトなどへの下位プランへ変更が可能です。
ただし、ご契約後(入金後)は、下位プランへの変更はできなくなります。
契約後には、上位のプランから下位のプランには変更できないので、どうしても下位のプランに移りたい場合は、下位のプランを新規に契約して移行するという方法を取らざるを得ません。この場合、新規契約となるので初期設定費用が発生してしまいます。この無駄を避けるためにも、お試し期間中にしっかりとプランを見定めましょう。
※ご契約途中の場合は、残り契約期間が1ヶ月以上あれば、残り契約期間分のプラン設定費用をお支払いいただくことで、上位のプランにプラン変更することができます。残り契約期間が1ヶ月未満の場合は、次回契約更新のお手続きでプラン変更を行ってください。
本契約中(入金後)のプラン変更はどうしたらいいですか – ロリポップ!レンタルサーバー (lolipop.jp)
下位のプランから上位のプランへの変更は可能で、初期設定費用もかからず、月額料金の差額を払うことで変更が可能となります。

エコノミープラン
1ヶ月ごとに更新でも月額132円、36ヶ月契約だと月額99円で使えるという格安プランです。月額料金が安いだけに、初期費用のウエイトが高いのが玉に瑕です。
データベースが使えないので、WordPressを設置することができません。ニッチなニーズですが、WordPressを使用せず静的サイトを作成する方や、データベース不要のWiki(Dokuwiki、PukiWiki、FreeStyleWikiなど)などのみの利用という場合は、このプランが良いでしょう。
ライトプラン
36ヶ月契約なら月額220円でWordPressが使えるというプランです。
データベースの数が1つと制約されているが、設置するWordPressの数が1つであれば、全く問題はありません。2つ以上WordPressを設置する場合は、データベースが1つなので、ダメかというとそうではありません。
複数のドメインやサブドメインでの運用など複数のWordPressを設置する場合は、個々のWordPressに対して一対一でデータベースを設置するのではなく、データベースを共用して運用することで複数のWordPressを設置することができます。
具体的には、下記の「WordPress簡単インストール」の画面で、「利用データベース」の選択で、「新規自動作成」ではなく、「既存のデータベース名」を選択すればOKです。
(ライトプランは、新規自動作成できない……?)

僕の場合は、複数のデータベースが作成できるハイスピードプランなのに、データベースを「新規自動作成」ではなく、既存のデータベースを選択して、複数のWordPressをインストールしてしまいました。このため、意図せずデータベースが共用となっていました。運用上、全く問題ない感じでしたが、せっかくデータベースが複数もてるプランなので、各WordPressごとにデータベースを持つように変更しようと思い、引越しツールを活用することによりWordPress毎にデータベースを持つように変更しました。
データベースが複数必要になる場合、コストはかかるが、上位のプランを契約する必要があります。
スタンダードプラン
ハイスピードプランと比べてほとんど金額が変わりません。また、ハイスピードプランでは適用される『ドメインずっと無料』(適用されるには諸々の条件があり)が適用されないので、さらにコストパフォーマンスが悪くなります。
『ドメインずっと無料』の適用条件にあてはまるのであれば、このプランでなく、ハイスピードプランを契約すべきかと思います。適用条件にあてはまらなくても、この金額差であれば、ハイスピードプランの方がよいでしょう。
契約期間 | スタンダードプラン | ハイスピードプラン |
12ヶ月 | 9,570円 | 9,900円 |
24ヶ月 | 14,850円 | 18,480円 |
36ヶ月 | 17,490円 | 19,800円 |
ハイスピードプラン
予算が許せば、ハイスピードプランを36ヶ月契約するのがいいでしょう。
新規であれば、ドメインずっと無料の対象になりますし、表示速度は名の通りハイスピードなので、よっぽどの事がないかぎり、このプランで十分と思います。
ドメインずっと無料
色々条件があるが、条件に合致すれば、『ドメインずっと無料』となります。
『ドメインずっと無料』とはロリポップ!でレンタルサーバーを契約期間中はずっと無料対象となったドメイン(1つ)を無料で利用できるというものであり、下記の条件をすべて満たす必要があります。
- 『ムームードメイン』の対象ドメインと、『ロリポップ!』のレンタルサーバーの両方を新規に契約
- 12か月以上の契約期間での契約
- 12か月以上の自動更新の設定
- ロリポップ!申込み(お試し期間開始)から6日以内に、自動更新の設定を完了
詳細は、下記公式Webサイトにて確認してください。

この無料対象となるドメインには、ムームードメインで、更新料が3,344円する.jpドメイン(2022年8月1日より)も含まれています。
僕の場合は、2022年7月に契約したので、この.jpドメインが対象外だったので、.jpドメインを無料対象としましたが、.jpドメインが無料だったら、.jpドメインを取得したかった。ちょっとくやしいです。
LiteSpeed
Webサーバーとして高速のLiteSpeedを使用しており、とにかく速いとのこと。なお、LiteSpeedを活用するためには、「ロリポップ!アクセラレータ」ではなく、「LiteSpeed Chache」プラグインを使用する必要があります。
詳しいことは分かりませんが、下記でここのサイトの速度を測定してみたら、

と、デスクトップは普通に100点出ます。携帯電話も90点台です。十分速いと思います。
エンタープライズプラン
ハイスピードプランと基本スペックは同じで、容量が400GBから1.2TBと3倍になっているプランです。
長期間契約しても、割引がほとんどないため、36ヶ月契約だとハイスピードプランと比べて割高になります。ハイスピードプランの400GBでも足りないという場合にはいいかもしれません。

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