大阪メトロ、大阪シティバスはPiTaPaで乗車すると、運賃が1回目の乗車から10%割引が適用されます。さらに利用額に応じて割引率が大きくなります。このため、大阪メトロ、大阪シティバスに頻繁に乗車される場合は、PiTaPaの作成をお勧めします。
PiTaPaを持っていない方は、回数カードを使用することでPiTaPaほどではありませんが、運賃が割引となります。この記事では回数カードを紹介します。
3,000円で3,300円分乗車できる(小児券は1,500円で1,650円分)
一般的な回数券は、180円区間とか240円区間といったように区間を設定し、11枚つづりで運賃10枚分の金額となるというものです。割引になりますが、3ヶ月程度の有効期限が設定されています。このため、期限内に利用しないと無駄になってしまうというリスクが存在します。
大阪メトロ、大阪シティバスには以前からこの回数券がありません。その代わりに、購入金額3,000円で、3,300円分乗車できる回数カード(大人券)が発売されています。小児券は1枚1,500円で1,650円分乗車できます。
有効期限は無い
この回数カードは、10回分の料金で11回乗れるため、「回数」というネーミングになったと思われますが、端的にいうと、プレミアム付きプリペイドカードです。購入金額の1割のプレミアムが付き、3,300円分使用できるプリペイドカードであり、有効期限がありません。
払い戻しはできない
有効期限が無いので残金が無駄になることはないと思いますが、回数カードは払い戻しができないので注意してください。
購入は現金のみ
回数カードの購入は現金のみです。クレジットカードでの購入はできません。
使い方は2種類
改札機に回数カードを投入する
1人で使用する場合のスタンダードな使い方です、回数カードを入場/出場する駅の改札機に投入するという使い方です。
地下鉄・バスの乗り継ぎ割引にも対応しています。乗り継ぐ場合は、特別な事をしなくてもカードを通すだけで、自動的に乗り継ぎ割引が適用されます。
残金が不足する場合は、新しい回数カードと一緒に改札機に投入することで、古い回数カードの残高をキッチリ使い切る事ができます。この場合は、改札機は新型の赤い改札機に投入することが必要です。
また、入場時に残高が180円未満の場合は、入場時に新旧の2枚の回数カードを一緒に改札機に投入してください。この場合は、入場時に古い回数カードの残金は使い切られるので、出場時には改札機には新しい回数カードだけを投入します。
逆に、入場後に残金が180円未満になる場合は、出場時に新旧の2枚の回数カードを一緒に改札機に投入してください。
今使っている回数カードを使い切ったらもう新しい回数カードを購入しないという場合は、下段の券売機で購入する方法で回数カードの残金を使い切ることができます。
券売機で回数カードを使用して乗車券を購入する
回数券の場合同一区間を複数人に同時に使用できますが、同じようなことは回数カードでもできます。
実は、券売機では現金だけでなく回数カードで乗車券を購入できるのです。このやり方であれば、大人用の回数カードで大人だけでなく小児用の乗車券も購入することができます。
回数カードの残金が不足する場合は、不足分の現金を投入するか、新しい回数カードを投入してください。
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